和らぎづくりに十七条憲法を用います。【和らぎの羅針盤、当たり前体系図】

和らぎは、個々の主体性や自覚を核に、個人の自転軸が企業の自転軸と共鳴し一体化していく姿をいい、必ずしも融和を前提とはしていません。これからは、AIやITの発展など技術の進化の一方で、この和らぎが企業の強弱を左右すると思います。十七条憲法は、凡夫思想(皆凡人であること)をベースとし、上位者、下位者が、和らぎを形成する方法が体系的に書かれています。また、教育(道理道徳)、協調(個性容認)、平静(公正無私)、卓越(プロ意識)などの個人の内面と外面や秩序(総意発信)、計画(段取重視)、協議(先行管理)、公共心(相互支援)などの組織の外面と内面など、老舗企業の強みを総じて検討することができ、一体化や個人の成長を無理なく自然にサポートする効果があります。